私達は、固体の電子状態や磁性、超伝導、量子伝導などの理論を研究しています。
中心テーマは、強相関電子系と呼ばれる遷移金属やアクチノイド・希土類元素の化合物の物性の理論です。
これらの物質では、電子の電荷、スピン、軌道自由度、さらには格子歪が強く相互作用し合い、多様な物理的性質が低温で現れます。
これらの現象の多様性を統一的に説明できる普遍的原理を見つけるのが私達の目標です。
Seminar
毎週、研究進捗報告のグループミーティングを行っています。
それに加えて、新入生は基本を大切に、
物性理論のテキストの輪講を毎週行います。
テキスト例:
- 2021年度 "Statistical Mechanics: A Set of Lectures" (R. P. Feynman)
- 2019年度 "Statistical Field Theory: An Introduction to Exactly Solved Models in Statistical Physics" (G. Mussardo)